くつろぎの時を共に。冷酒器ゆらり
ガラス製で、氷を横の穴に入れて保冷する徳利がある。
「そんな冷酒器が作りたい」これが 「ゆらり」 を作るきっかけでした。
四年かけて、二個失敗作を作り、三度目の正直で出来たのが、この一品「ゆらり」です。
名前のとうり、ゆったりした時間を、ゆったりした気持ちで、ゆったり呑んでください。
- ゆ・・・YOU
- ら・・・LOVE
- り・・・RELAXATION（くつろぎ）
こんな思いを込めて作りました。
上の丸い容器に氷を入れ、本体に酒を線まで注ぎセットすれば、約５分ほどで飲み頃の冷酒に変身。
しかしながら、キンキンには冷えません。ごめんなさい。
あくまでも冷えた冷酒を移し替えて、それを冷やし続ける。これが「ゆらり」のお仕事です。
冷酒だけでなく、上の容器に温かい酒の肴入れれば、熱燗だってのめますよ。
あったかいお酒を入れてくださいね。
どうです？楽しいでしょ?!
スペック
容量につきましては、１合（180ml）、２合（360ml）と用意してございます。
収納しやすい盃も用意してございます。
色につきましては黒伊賀風、白伊賀風、白、赤、黒の５種類ございます。
さて！ここでボツとなった ゆらり初号器、２号器の紹介です
こちらがゆらり初号器です
中、外の器に穴を開け、ステンレスか真鍮の棒を通して揺らす仕組み
中の器の真ん中に棒があって氷があまり入らない
揺らすとコンコン当たってしまう等…商品化にはほど遠いものでした
改良弐号器になりデザインも少し進歩しましたが
棒をなくしてコスト削減
真ん中のへこみで中の器を支えてゆらりゆらりのつもりでしたが…外の器が歪んで支えることができない！
またもやコンコン当たる！
形は気に入ってたけど…
ボー－ーーーーーーツッ！
如何でしたか？
だいぶ無駄なことをしました
１３００度の炎の中で彼らは耐えながらも歪を起こし、まん丸で出てくることはなかなか大変
でも、ものづくりはそこが面白くて、楽しいからやめられません。